イムジン河 [エンタメ]
日本語詞のついた「イムジン河」のうち
最もよく知られているのが1968年(昭和43年)に
ザ・フォーク・クルセダーズが歌ったものである
「帰って来たヨッパライ」200万枚発売記念パーティーの翌
突如レコード会社は「政治的配慮」から発売中止を決定
(すでに13万枚が出荷されていた)
結果的に放送自粛的な雰囲気が広がる
いわば・・幻のヒットレコード
この曲はもともと北朝鮮では有名な曲で
松山やメンバーらの考えていたような民謡ではなく
高宗漢の作曲、朴世永の作詞によるプロパガンダ音楽であった
オリジナルの曲では北が優れていることを誇示する内容である
松山の歌詞では、北の幸せさに対し南を哀れむもともとの2番の歌詞は
分断に対する疑問を訴える歌詞に変わっておりまったく異なる物となっている
さらに松山の歌詞にはオリジナルにはない3番がある
レコード会社は国交のない北朝鮮の名を出すことを躊躇し
大韓民国も北朝鮮の曲が日本国内でヒットすることを望まなかったため
レコード会社に圧力をかけ結果発売自粛となったようである
また、東芝音楽工業の親会社の東芝が大韓民国内での家電製品の
シェア拡大に悪影響を及ぼすことを恐れたため圧力をかけたという説もある
フジパシフィック音楽出版が原盤権を取り戻し
アゲント・コンシピオから2002年3月21日(平成14年)の再発売にこぎ着けた
●A面:イムジン河
歌手:ザ・フォーク・クルセダーズ
作詞:朴世永 松山猛(訳詞)
作曲:高宗漢
編曲:
発売:EXPRESS
発売日:1968年(昭和43年)3月(発売中止)
●B面:蛇に食われて死んでいく男の悲しい悲しい物語
歌手:
作詞:
作曲:
編曲:
発売:EXPRESS
発売日:1968年(昭和43年)3月(発売中止)
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