小樽のひとよ [エンタメ]
「小樽のひとよ」は
鶴岡雅義と東京ロマンチカのデビューシングルである。
北海道・小樽のご当地ソングでもある。
ボーカルは三条正人であった。
なお発売当初は大海晴彦の
「花園町哀歌」との両A面扱いであった。
曲は公演先の釧路で地元の女性と恋仲となった
「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」メンバーの
実体験を元に鶴岡がまず曲を書き
以前にも鶴岡の曲に詞を付けた
ことのあった池田に作詞を依頼した。
池田は曲の舞台を自らもよく知る
小樽に変更することを提案
鶴岡から聞いた体験談も盛り込み
「電話で愛を」という曲名で詞を書いたが
鶴岡がパンチ不足であるとして、池田に新たに作詞を依頼。
そこでできたのは「粉雪のラブレター」という曲であった。
しかし、小樽市サイドから「もっと観光PRを」との要請を受け
随所に地名などを織り込んだ歌詞に変更し、
「小樽のひとよ」に改題したものである。
曲名は、北島三郎の「女シリーズ」を参考に、
「女」を平仮名の「ひと」にして「よ」をつけたものである。
レコードジャケットの制作は小樽の
デザイナーである藤森茂男に依頼され
藤森がデート中にバーで喫煙する
妻を描いたスケッチがジャケットに使われた。
オリコンチャートにおいては、
1968年(昭和43年)5月にトップ10に初登場した。
1969年(昭和44年)に東映制作、NET(現・テレビ朝日)系で放送された
テレビドラマ『霧のロマン 小樽の女』の主題歌にもなった。
一方、北海道以外では、「粉雪のラブレター」も
ほぼ同時期にシングル発売されたが、こちらはヒットしなかった。
●A面:小樽のひとよ
歌手:鶴岡雅義と東京ロマンチカ
作詞:池田充男
作曲:鶴岡雅義
編曲:鶴岡雅義
発売:テイチクレコード
発売日:1967年(昭和42年)9月25日
●A面:花園町哀歌
歌手:大海晴彦
作詞:門井八郎
作曲:山田栄一
編曲:
発売:テイチクレコード
発売日:1967年(昭和42年)9月25日
引用:Wikipedia
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